学校法人つくし野学園 白百合幼稚園

ひろば白百合

こひつじクラス:大掃除

暑い夏から始まった2学期もあっという間に最終日となりました。今学期はクラスのお友だち同士
とても仲が深まり、一緒に遊ぶことの楽しさを感じながらすごせたこひつじさんでした。

フィリピンにある児童養護施設「House of Joy」の子ども達の為に貯めていた献金を聖堂にお捧げしに行きました。
クリスマスの飾り付けがされている祭壇に献金袋を一人づつお捧げします。

祭壇にある聖家族の説明を聞きました。

最後に困っているお友だちの為にみんなでお祈りをしました。

今日は年内最後のこひつじクラスだったので、みんなでお部屋の大掃除をしました。
雑巾を絞るやり方を聞いてから大掃除を始めました。

洗面器の中で洗った雑巾を絞ります。
初めての雑巾絞り、お掃除より夢中になっていました。

まずは、椅子の水拭きです。
机の脚を拭いたり
床を拭いたり、気が付いたところをどんどん拭いて、お部屋をピカピカにすることができました!

大好きな外遊び、寒さも感じずにお水を使って遊んでいました。

お池作りです。それぞれこだわりがあるので相談しながら作りました。

チョコ味のアイスクリームを作って先生にプレゼントしてくれました。

2学期から始まったお弁当。お家の方の作ってくださったお弁当が嬉しくて嬉しくて、「ありがとうって言うんだ!」「お弁当箱、空っぽのピカピカになったよ!」と毎回ニコニコで食べていました。

今学期も、こひつじさんで色々なことに挑戦しながら楽しく過ごすことができました。1月からは
こひつじさんで過ごす最終学期です。益々楽しい時間にしていきたいと思います。

クリスマス会(保護者参観日)

12月13日(土)のクリスマス会は、保護者の皆様に子どもたちからのクリスマスプレゼントとしてそれぞれの学年の発表を見に来ていただきました。

ミュージックベルで「ジングルベル」を演奏しました。
合奏は「サンタが街にやってくる」です。

最後にみんなで「ハッピーチルドレン」の歌を歌いました。中組さんは、一番初めの演目でしたが、練習の成果を見ていただくことができました。


小組は、歌とダンスを披露しました。
ふしぎなポケットのうたにあわせてクリスマスツリーを飾りました。

たくさんのお客様の前でもみんな上手にできました。


大組さんは、聖劇です。
マリアと天使です。
星です。

ヨゼフとマリアが宿を探しているところです。
博士です。

最後に全員で「ようこそイエス様」の歌を歌いました。


大組の聖劇は、それぞれが自分の役の意味を考えながら練習をしてきました。台詞を覚えたりはじめは難しそうでしたが、最後は堂々と演ずることができてとても感動しました。2学期は大きな行事が続きましたが、それぞれの学年が立派に成長していることに喜びを感じます。

令和8年度入園希望の方募集中

令和8年度より入園をご希望の方に、願書を配布しております。
  時間ー9:30~16:00(土日祝日・園休園日をのぞく)
  場所ー幼稚園受付
※見学をご希望の場合は園までご連絡ください(03-3726-7109)

令和8年度未就園児クラス「こひつじ」の募集について

令和8年度の未就園児クラスの申し込みが11月1日より始まっています。「こひつじ」は年少に入る前の学年のお子さまが、お家の方と離れて過ごすクラスです。通室回数は週1回か週2回かをお選びいただけます。
お友だちと一緒に過ごす時間の中で、たくさんの「できたよ!」という体験ができるクラスです。

こひつじクラスの詳細についてはこちら

サンタさんがやってきた

今日は、白百合幼稚園にサンタさんが来てくれました。

クリスマスツリーを飾ってお出迎え。
ホールに集まりお祈りをしました。「クリスマスは、イエス様のご誕生をお祝いする」ということも理解し、世界中のお友だちにも幸せが訪れますようにとお祈りをしました。


お祈りの後に耳を澄ますとどこからか、鈴の音が聞こえてきました。

あれ?なんだろう。
サンタさんの登場です!

みんなにプレゼントを持ってきてくれました。

お部屋に入るとプレゼントが置いてありました。

最後は、みんなで楽しくダンスをして、サンタさんは、次のところにプレゼントを届けに行きました。

ゆり組さんも一緒にダンスをしました。
最後に決めポーズ。

サンタさんありがとうございました!土曜日は、クリスマス会保護者参観日です。それぞれ練習した成果を素敵に披露することができますように。

預かりクラス『こすもす』

白百合幼稚園では、保育後の預かりクラス『こすもす』を開室しています。
今回は先週の木・金曜日のこすもすで過ごした子どもたちの様子の一部をご紹介します。

お天気が良い日は、水筒を持って園庭に遊びに行きます。
みんなで走り回って遊んだり・・・
はんとう棒ジムで遊んだり・・・
赤く実った南天を拾ったり・・・
シャボン玉をしたり、それぞれが好きなお遊びをします。
シャボン玉は特に小組さん(年少)に大人気。
この日は風が強くなかったので、フワフワ綺麗なシャボン玉が空にたくさん浮かびました。
お外遊びの後はお待ちかねのおやつの時間です。
クッキーとおせんべい、そしてラムネを自分で選んでお皿に準備します。袋にクイズがあると、みんなで楽しむ様子も見られました。
いただく前には揃ってお祈りをします。こすもすにもお当番さんがいて、お祈りのお手本になってくれます。
「ラムネおいしい♪」「今日はカレー味のおせんべいにしたよ。」「どれから食べるか迷っちゃうなー。」と、おしゃべりしながら楽しくいただきます。

おやつの後は先生に絵本や紙芝居を読んでいただいてちょっとおなかを休めます。

そのあとはお部屋で自由遊び。シルバニアや・・・
プラレールで遊ぶお友だち。
「これを作りたい!」と、先生が準備してくださったクリスマスの制作に取り組む子もいます。
他にも廃材を使っておもちゃを作ったり、ブロック遊びやボードゲームをしたりと、お部屋の中にあるたくさんのおもちゃで遊びます。
課外の体操がない日はホールにも遊びに行きます。
ソフト積み木や風船、フラフープ、はめこみマットなどを使いながら大きく体を動かして遊べるのでホールでのお遊びもみんな大好きです。
お片付けもみんなでします。小組さんのお友だちも「先生持ってきたよ!」とちゃんとお手伝い。みんなで力を合わせるとお片付けもあっという間に終えられます。

いろいろな場所で、いろいろな遊びをしながら過ごすことのできる、預かりクラス『こすもす』。お家の方がお迎えにみえると、「え、もうお迎えなの?」と言う子がいるくらい、みんなで楽しく過ごす時間はあっという間に過ぎていきます。きっと今日のこすもすでも、子どもたちの笑い声がたくさん聞こえてくることでしょうね♪

こひつじクラス:クリスマス制作・バナナを切る

12月に入り、クリスマスが近づいてきました。お部屋にみんなで作ったクリスマス制作を飾ることにしました。トナカイか雪だるま、好きな方を選んで作ります。

まずは、パーツをのりで貼ります。
クレヨンで顔を描きます。
絵の具で模様をつけます。

可愛いトナカイと雪だるまが完成しました。

最近、こひつじさんでははさみで「切る」お仕事が人気です。今週から重ね切りに挑戦しています。

半分に畳まれた紙に描いてある線の上を切ります。
開くとハートでした!
お星さまでした!

お部屋ではヒヤシンスの水栽培をしています。今度は外のプランターにチューリップの球根を植えます。ヒヤシンスの球根より小さな球根。ゆり組さんと一緒にそっと土の中に植えました。

園庭で「むっくりくまさん」という鬼ごっこをしました。くまさんにタッチをされないように逃げます。

くまさん(鬼)の周りを「むっくりくまさん♪」の歌を歌いながら手をつないで周ります。
くまさんが目を覚ましたらみんなで逃げます。

とても楽しかったようで、「次はくまさんするね!」とみんなで嬉しそうにおしゃべりをしていました。

今日のお弁当のデザートは自分達で切ったバナナを食べました。子ども用のペティナイフを使って「トントントン」と言いながら慎重にバナナを切りました。

自分で切ったバナナはとてもおいしかったようです。みんな、おかわりもしました!

ゆり組さんのクリスマス壁面制作

今週の火曜日から明日までの4日間をかけて、ゆり組(満3歳)のお友だちはクリスマス壁面制作に取り組んでいます。

作るのはこの赤いブーツ。
サンタさんにお願いしたいプレゼントがあるおともだちは、このブーツにお手紙を入れておいたら、もしかしたら・・・♪
これまで、デカルコマニーや野菜判子など、絵の具を使ういろいろな技法を経験してきたゆり組さん。今回は歯ブラシと網を使う『スパッタリング』という技法を体験します。
先生の手元に視線がくぎ付けの子どもたち。「私も、ぼくもしてみたい!」とワクワクが止まりません。
型は先生が用意してくださった雪の結晶や丸、ハート、四角などの中から自由に組み合わせます。
どの型を使おうかな・・・
どこに置こうかな・・・
考えながらブーツに型を置いていきます。
デザインを決めたら、網と歯ブラシを持ってシャカシャカシャカ~
見ている時は簡単そうでしたが、実際に挑戦してみるとどうでしょう?
網にいっぱい絵の具をつけるとポタポタ落ちてきたり・・・
歯ブラシを網に当てる力が弱くなるとうまく絵の具が飛ばなかったり・・・
でも、みんな少しずつコツを掴んでたくさん絵の具の雪を降らせるようになっていきました。
「ハート、上手に形になるかなぁ?」と型を取って見てみたくなる気持ちをグッとこらえて・・・
夢中でシャカシャカし続けます。
お友だちがしていると気になって、一人またひとりと集まってきます。
「がんばれー」と応援するきもちでジッと観察。
自分の番になると、「ぼくは高いところから降らせる!」と、張り切るお友だちも。
どのお友だちも真剣なお顔でがんばっていました。
白い絵の具の雪、たくさん降らせることができましたね!
自分で「これで終わりにする」と決めたら型を外します。すると・・・ほら!こんなに綺麗に形が出ていますよ♪
ゆり組さんの赤いブーツ、一人ひとりデザインが違ってすてきですね!
黄色いお皿の上にのっているのは、火曜日に作ったある動物さんのパーツです。明日はこれを使ってブーツの裏側を作りましょうね!

House of Joyのお話をうかがいました

12月2日、フィリピンにある児童養護施設、House of Joyの澤村さんが、子どもたちにお話をしにきてくださいました。

House of Joyはフィリピンのミンダナオ島にあります。
House of Joyは『よろこびの家』という意味で、いつも子どもたちの笑顔に溢れている施設だと紹介してくださいました。
子どもたちは、綺麗な海で泳いだり、魚をつかまえてお料理して食べたり・・・
食べたお魚の骨を組み立てて、こんなドラゴンを作ったり、もちろん学校にも通ったりと、毎日元気に暮らしています。
House of Joyにいるのは人だけではありません。猫・犬・鶏・牛と、いろいろな動物も一緒に暮らしています。
でも、それはペットとしてではありません。猫はネズミから食べ物を守り、犬は泥棒から子どもたちを守る。鶏は朝を知らせて卵を生み、牛は荷物を運んだり畑仕事を手伝ったりします。
白百合幼稚園の子どもたちもHouse of Joyの生活にとても興味をもったようです。
スライドで紹介される写真を真剣な表情で見ていました。
House of Joyの子どもたちは、いろいろな事情があって親御さんと暮らすことができません。辛い思いをたくさんしてHouse of Joyにやってくるお友だちもいます。この写真の3きょうだいは、施設にやってきてからしばらくの間、不安と戸惑いでこんな表情をしていたそうです。
けれど、施設で暮らす他の子どもたちが楽しそうに毎日を過ごす姿を見て徐々に緊張が解け、2週間後には心からの笑顔を見せてくれるようになったそうです。
真ん中の女の子。この子もこのお写真ではすてきな笑顔ですが、施設に来た時には笑うことを知らず、「この赤ちゃんは一生笑うことはないだろう」とお医者さまに言われていたそうです。でも、House of Joyの子どもたちが「何が好き?」「一緒に遊ぼう!」と誘ったり、面白い顔をして見せたり、あの手この手で笑わせようとがんばったら、ある時から笑えるようになったそうです。
澤村さんが「House of Joyの子どもたちは、毎日楽しく暮らしているけれど、家族のいる家に帰ることはできないんだよ」とおっしゃった時、「車に乗ったらお母さんの所に行けるんじゃないの?」と、満3歳組の一人のお友だちが訊ねました。
「誰がご飯を作るの?」と年少さんも訊きました。
「どうして山に行って楽器を作るの?」と年中さんも訊ねました。

澤村さんは、「この子たちはいろいろな理由があって、お家には帰れないんだ。」「ご飯は料理の上手なお兄さんが作ってくれるけど、晩ご飯は子どもたちが当番制で作るんだよ。」「楽器やおもちゃを一人ひとりに買ってあげるにはお金がたくさん必要で、でも、そんなお金はないから、山や海で遊んだり、自分たちでおもちゃを作ったりしてるんだよ。」と答えてくださいました。

「それでも子どもたちはこんなに楽しく暮らしているんだ。」と、竹で作った楽器をスリッパで叩いて演奏する映像に合わせて澤村さんも箒でできた笛を吹いてみせてくださいました。
「すごい!上手だね!」と子どもたちも嬉しそう♪
そして、最後に、「もし、みんなの周りにも笑顔じゃないお友だちがいたら、『何が好き?』『一緒に遊ぼう!』ってたくさん話しかけて友だちになってあげてね。」「自分も楽しむ。けれど、他の人のことも楽しませてあげられるとすてきだね。」と伝えてくださいました。


家族と暮らすことができる、着る物も、食べ物も、おもちゃもたくさんある生活が当たり前ではないこと。私たちの日常からは想像もつかない悲しみの中にあっても、人は他の人のあたたかい言葉と笑顔で少しずつ心を、笑顔を取り戻すことができることを教えていただいた今回の講演会。少し難しいところもあったかもしれませんが、感謝と思いやりの心にも気づけたのではないかなと、子どもたちの表情を見て感じました。

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