学校法人つくし野学園 白百合幼稚園

ひろば白百合

ゆり組さんのクリスマス壁面制作

今週の火曜日から明日までの4日間をかけて、ゆり組(満3歳)のお友だちはクリスマス壁面制作に取り組んでいます。

作るのはこの赤いブーツ。
サンタさんにお願いしたいプレゼントがあるおともだちは、このブーツにお手紙を入れておいたら、もしかしたら・・・♪
これまで、デカルコマニーや野菜判子など、絵の具を使ういろいろな技法を経験してきたゆり組さん。今回は歯ブラシと網を使う『スパッタリング』という技法を体験します。
先生の手元に視線がくぎ付けの子どもたち。「私も、ぼくもしてみたい!」とワクワクが止まりません。
型は先生が用意してくださった雪の結晶や丸、ハート、四角などの中から自由に組み合わせます。
どの型を使おうかな・・・
どこに置こうかな・・・
考えながらブーツに型を置いていきます。
デザインを決めたら、網と歯ブラシを持ってシャカシャカシャカ~
見ている時は簡単そうでしたが、実際に挑戦してみるとどうでしょう?
網にいっぱい絵の具をつけるとポタポタ落ちてきたり・・・
歯ブラシを網に当てる力が弱くなるとうまく絵の具が飛ばなかったり・・・
でも、みんな少しずつコツを掴んでたくさん絵の具の雪を降らせるようになっていきました。
「ハート、上手に形になるかなぁ?」と型を取って見てみたくなる気持ちをグッとこらえて・・・
夢中でシャカシャカし続けます。
お友だちがしていると気になって、一人またひとりと集まってきます。
「がんばれー」と応援するきもちでジッと観察。
自分の番になると、「ぼくは高いところから降らせる!」と、張り切るお友だちも。
どのお友だちも真剣なお顔でがんばっていました。
白い絵の具の雪、たくさん降らせることができましたね!
自分で「これで終わりにする」と決めたら型を外します。すると・・・ほら!こんなに綺麗に形が出ていますよ♪
ゆり組さんの赤いブーツ、一人ひとりデザインが違ってすてきですね!
黄色いお皿の上にのっているのは、火曜日に作ったある動物さんのパーツです。明日はこれを使ってブーツの裏側を作りましょうね!

House of Joyのお話をうかがいました

12月2日、フィリピンにある児童養護施設、House of Joyの澤村さんが、子どもたちにお話をしにきてくださいました。

House of Joyはフィリピンのミンダナオ島にあります。
House of Joyは『よろこびの家』という意味で、いつも子どもたちの笑顔に溢れている施設だと紹介してくださいました。
子どもたちは、綺麗な海で泳いだり、魚をつかまえてお料理して食べたり・・・
食べたお魚の骨を組み立てて、こんなドラゴンを作ったり、もちろん学校にも通ったりと、毎日元気に暮らしています。
House of Joyにいるのは人だけではありません。猫・犬・鶏・牛と、いろいろな動物も一緒に暮らしています。
でも、それはペットとしてではありません。猫はネズミから食べ物を守り、犬は泥棒から子どもたちを守る。鶏は朝を知らせて卵を生み、牛は荷物を運んだり畑仕事を手伝ったりします。
白百合幼稚園の子どもたちもHouse of Joyの生活にとても興味をもったようです。
スライドで紹介される写真を真剣な表情で見ていました。
House of Joyの子どもたちは、いろいろな事情があって親御さんと暮らすことができません。辛い思いをたくさんしてHouse of Joyにやってくるお友だちもいます。この写真の3きょうだいは、施設にやってきてからしばらくの間、不安と戸惑いでこんな表情をしていたそうです。
けれど、施設で暮らす他の子どもたちが楽しそうに毎日を過ごす姿を見て徐々に緊張が解け、2週間後には心からの笑顔を見せてくれるようになったそうです。
真ん中の女の子。この子もこのお写真ではすてきな笑顔ですが、施設に来た時には笑うことを知らず、「この赤ちゃんは一生笑うことはないだろう」とお医者さまに言われていたそうです。でも、House of Joyの子どもたちが「何が好き?」「一緒に遊ぼう!」と誘ったり、面白い顔をして見せたり、あの手この手で笑わせようとがんばったら、ある時から笑えるようになったそうです。
澤村さんが「House of Joyの子どもたちは、毎日楽しく暮らしているけれど、家族のいる家に帰ることはできないんだよ」とおっしゃった時、「車に乗ったらお母さんの所に行けるんじゃないの?」と、満3歳組の一人のお友だちが訊ねました。
「誰がご飯を作るの?」と年少さんも訊きました。
「どうして山に行って楽器を作るの?」と年中さんも訊ねました。

澤村さんは、「この子たちはいろいろな理由があって、お家には帰れないんだ。」「ご飯は料理の上手なお兄さんが作ってくれるけど、晩ご飯は子どもたちが当番制で作るんだよ。」「楽器やおもちゃを一人ひとりに買ってあげるにはお金がたくさん必要で、でも、そんなお金はないから、山や海で遊んだり、自分たちでおもちゃを作ったりしてるんだよ。」と答えてくださいました。

「それでも子どもたちはこんなに楽しく暮らしているんだ。」と、竹で作った楽器をスリッパで叩いて演奏する映像に合わせて澤村さんも箒でできた笛を吹いてみせてくださいました。
「すごい!上手だね!」と子どもたちも嬉しそう♪
そして、最後に、「もし、みんなの周りにも笑顔じゃないお友だちがいたら、『何が好き?』『一緒に遊ぼう!』ってたくさん話しかけて友だちになってあげてね。」「自分も楽しむ。けれど、他の人のことも楽しませてあげられるとすてきだね。」と伝えてくださいました。


家族と暮らすことができる、着る物も、食べ物も、おもちゃもたくさんある生活が当たり前ではないこと。私たちの日常からは想像もつかない悲しみの中にあっても、人は他の人のあたたかい言葉と笑顔で少しずつ心を、笑顔を取り戻すことができることを教えていただいた今回の講演会。少し難しいところもあったかもしれませんが、感謝と思いやりの心にも気づけたのではないかなと、子どもたちの表情を見て感じました。

すみれ組のお散歩

今日、すみれ組さん(年少)はお散歩に出かけました。

先生から交通ルールや公園でのマナーについてお部屋で教えていただいてから出発!
今日は歩道橋も渡ります。
階段の上り下りをするときはしっかり手すりを握り、お友だちとの間も取りながら一段ずつ進みます。
歩道橋の上から幼稚園と道路を走る車が見えるので、みんな興味津々です。
地上に着いたらまたお友だちと手をつないで、道の端を歩いて公園を目指します。
北馬込わくわく公園に到着!他の保育園のお友だちもたくさん遊びに来ていました。
幼稚園とは違う遊具があるので、使い方のお約束を確認してから・・・
お遊びのスタートです!
「どれで遊ぼうかな~♪」と、さっそく探検を始めました。
幼稚園にはないブランコ。
柵の外にきちんと並んで待ちます。
風を受けて前へ後ろへ揺れるのがとっても楽しそうです。
「先生、もっと押して!」と、高くこぐお友だちもたくさん。みんないい笑顔です。
こちらは総合遊具。
上り棒を使って上がったり・・・
階段を使って上がったり・・・
こんなところからも上ることができます。
幼稚園にある遊具よりも大きめサイズですが、みんなの上るのの速いこと速いこと。
「先生見て!一人で上れるんだよー」と嬉しそう♪
いろいろな上り方をして楽しんでいました。
うんていは幼稚園の1.5倍くらいの高さがあるので、先生がしっかりサポート。
紅葉した葉っぱが時折降ってくるので、キャッチしようとがんばる子も♪
「綺麗なの見つけたの!」と嬉しそうに見せてくれました。
中にはこんな葉っぱを持っている子もいましたよ♪
滑り台は波打った形をしているので、滑った時の感じが幼稚園とは違って面白かったです。
ひとしきり遊具で遊んだあとはクラスのお友だちみんなで遊びます。
「よーいドン!」の合図でポールまで走ってタッチをするゲームと
昔遊び、かごめかごめもしました。
担任の先生2人ともが正解できたら幼稚園行きの電車が出発するそうですが・・・
無事、先生たちは1回でお友だちの名前を言い当てることができました。
帰りも2人ずつ手をつないで、道を渡る時には車が来ても気づいてもらえるように高く手を挙げて渡ることができました。
そして、今度はみんなで歩道橋の上から走ってくる車を観察。
「大きいトラックが来たよ!」「あの車はどこから来たのかな?」とお友だちや先生と会話しながらだと、いつまででも見ていられそうです。
幼稚園に帰ってくると、ちょうどさくら組のお兄さんお姉さんが園庭で遊んでいたので、「おかえりなさーい!」と出迎えてくれました。

お約束を守って上手にお散歩をすることのできたすみれさん。「楽しかったね!」「また今度違うところにも行きたいね!」と大満足のひとときを過ごすことができました。

待降節とお弁当給食

11月30日(日)から待降節に入りました。
玄関ホールのマリアさまの前に紙製のアドベントクランツを飾り、1つ目のロウソク(約束と希望をあらわす『予言のキャンドル』)に火を点けました。
こちらには神父さまがベツレヘムで買って来てくださったネイティビティセットを飾りました。

クリスマスはサンタさんがプレゼントを届けてくださる日・・・でもありますが、イエスさまのお誕生日です。カトリック幼稚園では、イエスさまのご誕生をお祝いする『聖劇』と呼ばれる劇をしたり、楽器演奏やお遊戯をがんばるそのきもちを贈り物としてお捧げしたりするクリスマス会を催します。白百合幼稚園の子どもたちも、今、クリスマス会に向けて年長は聖劇、年中はミュージックベル・合奏・歌、年少はお遊戯の練習を日々がんばっています。


今日は久しぶりにお弁当給食の様子をお届けします。
※お弁当給食は、小学校の給食に向けてみんなで同じおむすび弁当をいただくことで、お家の方が作ってくださるお食事以外にも親しみをもつこと、少し苦手な食材がある子は、お友だちがおいしくいただいている姿を見て挑戦するきもちを養うことを目的に毎週月曜日に行っています。

ゆり組さん(満3歳)
白百合幼稚園で1番小さいお友だちも、スプーンやフォークなどを使って自分の力でお弁当を食べています。今日の切り干し大根は少し苦手なお友だちもいましたが、半分以上のお友だちが完食することができました。


すみれ組さんとちゅうりっぷ組さん(年少)
年少になると、お箸に挑戦する子が増えているようです。お残しをすることもありますが、作ってくださる方たちに感謝するきもちを大切にしようと、がんばる姿が見られました。


すずらん組さんとさくら組さん(年長・年中)
年中・年長さんは、お弁当に向き合うだけでなく、お友だちと楽しくお話をしながら、でも決められた時間内に食べ終えることを意識してお弁当の時間を過ごします。


おむすび屋さんのお弁当なので、お米がとってもおいしいお弁当給食。お弁当を作ってくださる方、その材料を作ってくださる方・・・ひとつのお弁当を作るのにもたくさんの方が関わってくださっています。お家でいただくお食事も同じです。「いつもおいしいお食事をありがとう」と感謝のきもちをもち、お米一粒も大切にする心をこれからも子どもたちに伝えていきたいと思います。

令和8年度入園希望の方募集中

令和8年度より入園をご希望の方に、願書を配布しております。
  時間ー9:30~16:00(土日祝日・園休園日をのぞく)
  場所ー幼稚園受付
※24日(金)以降も願書を配布いたします。その際に面接日時をお伝えいたします。

令和8年度未就園児クラス「こひつじ」の募集について

令和8年度の未就園児クラスの申し込みが11月1日より始まっています。「こひつじ」は年少に入る前の学年のお子さまが、お家の方と離れて過ごすクラスです。通室回数は週1回か週2回かをお選びいただけます。
お友だちと一緒に過ごす時間の中で、たくさんの「できたよ!」という体験ができるクラスです。

こひつじクラスの詳細についてはこちら

こひつじクラス:モンテッソーリ教育のお仕事

季節が進み、朝は気温が低くなってきました。朝は着てきたコートをハンガーにかけるというお支度が増えました。

チャックの練習もしています。

ヒヤシンスの水栽培を始めているこひつじクラス。朝、登園すると「球根見たい!」とヒヤシンスの生長を楽しみにしているようです。

ぐんぐん伸びてきた根っこを見て大喜びでした。
「大きくなーれ!」とみんなで球根を応援しました。

今日の主活動では、新しいお仕事の紹介をしました。紹介したお仕事は感覚教具のピンクタワー・茶色い階段。日常生活のあけうつしです。色々なお仕事の中から興味のあるものを選んで取り組んでいました。

ピンクタワーです。大きい立方体から順番に積んでいきます。

茶色い階段です。大きい直方体から順番に並べていきます。

紹介の後は実際に手に取ってしてみます。
ピンクタワーと茶色い階段を合わせてみました。
お豆のあけうつしです。コロコロ転がるので慎重にすくいます。

はさみを使って切り落としです。

お部屋で静かにお仕事をした後は、ゆり組さん(満3歳児クラス)と一緒にお外で思い切り遊びました。

追いかけっこをしていっぱい走りました。
穴の掘り方を相談中です。

七五三の祝福式

インフルエンザによる休園でできていなかった七五三の祝福式を聖堂で行いました。

千歳飴
聖堂のマリア様

ゆり組さん
中大組さん


ちゅうりっぷ組さん
すみれ組さん

神父様からのお話
千歳飴に聖水をかけて祝福をしてくださいました。

子どもたちにも聖水で祝福をしていただきました。



それぞれのクラスで考えた共同祈願のお祈りを唱えました。

すずらん組の代表のお友だち
さくら組の代表のお友だち

すみれ組さんのお祈り
ゆり組さんのお祈り

最後に千歳飴をいただきました。

中大組さん
ゆり組さん

ちゅうりっぷ組さん
すみれ組さん

七五三おめでとうございます。みんなの成長を心からお祝いします。これからも元気で、素敵な笑顔をみせてください。

白百合幼稚園のお友だちへ

おはようございます。みんなのいない幼稚園は、とても静かです。みんなが元気になることをお祈りています。そして、16日のしらゆり展で会えることを楽しみにしています。すずらん組の「ザリガニ」に赤ちゃんが生まれましたのでお知らせします。

ザリガニの後ろ足に卵がたくさんついています。
岩の上にもあかちゃんがいます。


みんなの楽しみにしていた赤ちゃんの誕生、そしてこれからも見守っていきましょうね。

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