学校法人つくし野学園 白百合幼稚園

ひろば白百合

お仕事紹介(モンテッソーリ教育)

白百合幼稚園では、『モンテッソーリ教育』を活動の一つとして取り入れています。
子どもたちが、自分のことを自分でできるようになるための手助けとなる活動で、“お仕事”と呼んでいます。小組(年少)の間はいろいろな感覚やより細やかな手指の動き、そして体の使い方を培うことのできる【感覚教育】と【日常生活の練習】の分野のお仕事をたくさん提示(紹介)しています。

先週の金曜日と今日、ちゅうりっぷ組で提示した【日常生活の練習】の2つのお仕事を紹介します。


『掃く』

こちらが『掃く』で使う用具です。“ほうき”“ちりとり”“ゴミ”の名称を紹介してから活動は始まります。
どのように行うかは最初に先生が『提示』で見せてくださいます。この時のポイントは言葉ではなくゆっくり動いて見せてあげること。
提示の後はさっそく挑戦!まずはゴミを枠の外に並べます。
そのゴミを中心に向かって掃き寄せていきます。
ゴミがすべて中心に集まったら、ちりとりを持ってゴミを入れます。
ゴミはくずかごに入れ、ほうきとちりとりを元通りにしたら終わりです。
おともだちの活動の様子をしっかり“観る”のも大事なお仕事。ジッと見つめるお友だちがたくさんいました。


『よりわける』(トング)

こちらは『よりわける』のお仕事で使う用具です。このお仕事はつまむための道具とつまむ物を変えることによって発展させることができます。
こちらもまずは先生の提示をしっかり観ます。
そのあとはお友だちがさっそく挑戦!「してみたいおともだちはいますか?」と先生が訊ねると、たくさん手が挙がっていました。
今回はつまみやすいゴム素材の物を使いましたが、これをお豆(大→小)にしたり、お箸でつまんだりと、いろいろな物に挑戦できるように展開させていきます。
「自分でしてみる」「お友だちの活動を観察する」経験をたくさんして、自分でできることが増えていくとすてきですね!

これからも折に触れて白百合幼稚園で行っているモンテッソーリ活動をご紹介してまいります。

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