学校法人つくし野学園 白百合幼稚園

ひろば白百合

さくら組:モンテッソーリ活動『線上歩き』

白百合幼稚園では、モンテッソーリ教育を活動の1つとして取り入れています。
今日はさくら組さんが“日常生活の練習”の分野の『線上歩行』を行いましたので、その様子をお届けします。


集団提示でモンテッソーリ活動を始める際には、まず、心を落ち着かせます。
これまでにも『線上歩行』を行ってきているさくらさん。今日は手に物を持って行うようです。まずは先生の"提示”から。
提示の際は、必要最低限の言葉掛けを心掛け、「見ててね」と、子どもたちによく観るように促します。
続いて子どもたちも挑戦します。
右足のつま先に左足のかかとをつけて静かに下ろします。
通常の歩行では、次の一歩を出すとすぐに後ろのかかとが上がりますが、線上歩行では“運動の調整(平衡感覚)”を意識することが重要になるため、一度前後の足の裏が全て床についている状態になります。
続いて、左足のつま先に右足のかかとをつけて、静かにつま先を下ろします。
実践してみていただくとお分かりいただけるかと思いますが、直線上に前後の足の裏を全て地面につけて立つのは難しく、バランスを崩すこともあります。
しかし、それはきちんと意識できているということでもあるので、一歩ずつゆっくり進んでいきます。
普段、爪先から歩きがちだと、一歩を出すときに後ろのつま先を踏んでしまうため、自分の心の中で、「かかとをトン」とつま先を上げるよう意識するのがポイントです。
基本の線上歩行をするのも、慣れるまではフラフラして難しいのに、今日は水が入った器や鈴を持っているため、より慎重に歩く子どもたち。
直線では、足元よりもなるべく先の方を見るとバランスが取りやすくなりますね。
そんなお友だちががんばっている姿をじっと観察する時間も、モンテッソーリ教育では大切にしています。
見ている分には簡単そうでも、実践してみると難しい線上歩行。日々、繰り返すことによって自分で自分の身体の動きをコントロールする意志力、平衡感覚、筋力が養われていく活動です。

子どもたちは生まれた瞬間から、自分の周りにある、物的・人的環境からいろいろなことを吸収していきます。三つ子の魂百までという言葉もありますが、幼少期にどんなものに触れたかで、その子の基本となる部分が作られます。今日、先生の提示を見たあと、それをしっかり模倣しようとがんばっていた子どもたちの姿を見て、身近にいる私たち大人がまずは言葉づかいや振る舞いを意識して、良き手本となる努力をしなければならないなと、改めて思いました。

PAGE TOP